昭和34年、中学卒業と同時に就農。
すいか栽培の経験は60年を超えました。
当初は自宅近くの土地に栽培を始めました。すいかは、栽培の難しさももちろんありますが、リアカーに積み込んで地元の志賀町や旧富来町、和倉温泉街等に売り歩くことで、商売の難しさも体験してきました。
直接お客様の顔を見ながらすいかを売り歩いたことで、購入して頂いたお客様をがっかりさせないような商品を作りたい、作らなければならない、と感じるようになりました。

それから60年経った今、『福田さんのすいか（れんこん）じゃないと。また買いに来たよ』と言ってくれるお客様の言葉を聞くことがあると、嬉しい気持ちがわくと同時に、、60年経った今、なお一層、お客様に納得してもらえるすいかを作りたいと、強くそう思うようになりました。

昭和63年までは志賀町の開拓パイロットですいか栽培農家としての基礎を築き、広大な土地で農業がしたい、という若いころからの夢を実現するため、平成元年に河北潟干拓地の農地を購入し、すいか栽培を開始しました。
こうして河北潟干拓地ですいか栽培を始めたことがきっかけで、河北潟干拓地の名産品であるレンコンの栽培も始めることになり、今に至ります。
これからも、福田農園のすいかやレンコンを気に入って購入してくれるお客様に喜んでもらえるような品物をお届けできるように技術を磨き、心を込めて栽培していきます。